【2023年最新】エンジニア採用におすすめの人材紹介サービス会社を10社比較！

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人材採用が難易度を増す中、多くの企業が苦戦しているのはエンジニア採用ではないでしょうか。

エンジニアを対象とした採用手法は様々ありますが、直接的に人材を紹介してもらえ、マッチングの精度も高い人材紹介会社を利用する企業が増えています。

この記事では、最新のエンジニア採用市場の動向と共に、人材紹介会社10選を紹介します。

 

 

 

 

1.エンジニア採用市場の動向

近年、エンジニア採用を取り巻く環境は厳しさを増しています。

では、どういった状況にあるのかエンジニアを取り巻く採用環境を具体的な数字で見てみましょう。

 

1-1.IT技術関連の有効求人倍率は全職業平均の2倍以上の水準

参考：東京ハローワーク　職種別有効求人・求職状況（一般常用）

 

東京ハローワークが公表している職種別有効求人・求職状況（一般常用）によると、東京都におけるIT技術関連の有効求人倍率は2023年4月時点で3.16倍となっています。全職種平均の求人倍率が1.43倍のため、2倍以上高い水準となっています。

ちなみに、有効求人倍率は求職者1人当たりにどれだけの求人があるのか表す数字となっています。

つまり、IT技術関連の有効求人倍率3.16倍の場合、人材1名に対して3.16求人出ていることになり、どれだけ人材不足の状態かということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

1-2. 2030年にはIT人材が最大79万人不足する？

引用：経済産業省「－IT 人材需給に関する調査 － 調査報告書」

 

経済産業省が2017年に行った「未来投資戦略 2017」では、IT人材需給に関する調査が行われました。

その結果、最も影響の大きいシナリオで2030年には最大79万人のIT人材が不足するという試算が発表されています。

さらに、「ビッグデータ」「IoT」「人工知能」など先端分野での人材不足がより大きな課題となることが懸念されています。

 

 

 

1-3.　エンジニア採用経路において最も多い方法は「人材紹介会社（エージェント経由）」

株式会社HERPが行った調査では、「直近半年間で採用したエンジニアの応募経路を教えてください」といった設問に対して約30％の企業が「人材エージェント」と答えました。

直近のエンジニア採用においては多くの企業が人材紹介（エージェント）を活用して採用をしていることがわかります。

様々な採用手法がありますが、エンジニア採用においては人材紹介会社（エージェント）を利用した採用活動が活発であることがわかります。

参考：【HERP】エンジニア採用における経路別の成果に関する調査レポートを公開｜株式会社HERPのプレスリリース

 

2.エンジニア採用に強い人材紹介会社10選

ここでは、エンジニア採用に強い人材紹介会社（人材エージェント）をご紹介します。

 

2-1.ランサーズエージェント

ランサーズエージェントは、日本最大級のクラウドソーシングサイト「Lancers」と連携した人材紹介サービスです。

多様なITスキルを持ったフリーランスが150万人以上も登録しており、その中から最適なエンジニア、デザイナー、マーケターなど即戦力IT人材を最短即日でご紹介します。

また、フリーランス人材を対象にしたサービスのため業務委託契約でのご紹介がメインではありますが、業務委託から正社員への切り替えも可能なため、ミスマッチを防ぎより精度の高いマッチングが期待できます。

人材紹介や案件掲載は費用無料で利用できるので、初期費用や高額な利用料金を心配することなく気軽に相談していただけます。

 

▶ 『ランサーズエージェント』のサービスサイトを見る

 

2-2.マイナビITエージェント

マイナビITエージェントは、業界専任のスタッフによる採用サポートがあり、各業界の実務経験者が多数在籍しています。

さらに、マイナビグループ全体の採用リソースを活用できるため、エージェントサービスだけでなく求人広告やスカウトサービスなどを組み合わせた提案も可能です。

https://mynavi-agent.jp/employer/

 

2-3.dodaエージェント

dodaエージェントの、利用者の業種や職種は多岐にわたっており、専門性の高い人材や若手・中堅層など、多様な求人ニーズに対応できる点が特徴です。

また、採用の前中後それぞれのタイミングで適切なフォローがあるため、貴社の採用活動を強力にバックアップします。

https://www.saiyo-doda.jp/lp/js/007/

 

2-4.recruit agent

リクルートエージェントは、全国20箇所に拠点を展開し、地方エリアでの採用も可能な人材紹介サービスです。

専門のアドバイザーによる採用活動のサポートと、リクルートエージェントとリクナビNEXTのデータベースを無料で利用できるため多くの候補者から紹介を受けることができます。

https://www.r-agent.com/business/

 

2-5.ビズリーチ

ビズリーチは、求職者の登録時に審査を設けており、審査に通過した人材から探せるエージェントサービスです。

また、データベースを直接検索してスカウトできるため、「欲しい」人材を見つけられます。

https://bizreach.biz/service/bizreach/

 

2-6.Geekly

Geeklyは、IT・Web・ゲーム領域×人材紹介で10 年以上のノウハウを持った人材エージェントです。

専門領域に特化したエージェントサービスのため、専門知識を持ったアドバイザーから支援を受けられます。

https://www.geekly.co.jp/business/

 

2-7.ワークポート

ワークポートは、日本国内33拠点を展開する総合転職エージェントです。

あらゆる業界、職種に対応し、業界や職種に細分化した組織体制をとっており、企業の事業内容やニーズを深く理解した上でサポートを提供します。

https://www.workport.co.jp/lp_company/

 

2-8.ハタラクティブ

ハタラクティブは、若年層に特化した人材紹介サービスで、採用費用を抑え優秀な若手人材を採用することが可能です。

特に20代の求職者が多く、求職者との面談を平均2.6回実施し、深い企業理解と高いモチベーションを繋げることで、高い内定承諾率を実現しています。

https://hataractive.jp/partner/

 

2-9.UZUZ

UZUZは、20代の若手人材に特化した人材紹介サービスを提供しています。

就業意欲の高い若手人材を自社のオウンドメディアを通じて集客し、月間2,000名を超える登録データベースから採用要件に合致した人材を紹介することが可能です。

https://uzuz.jp/corp/

 

2-10.レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアとデザイナーに特化した採用支援サービスです。

新卒採用、中途採用、派遣、フリーランス（業務委託）など、採用ニーズ合わせて人材を紹介しており、様々な契約形態に対応しているので登録数が多くなっています。

https://levtech.jp/contact/recruit

 

3.エンジニア人材紹介会社とは？

 

エンジニアの人材紹介会社とは、企業が必要とするエンジニア人材の要件にあう人材を紹介するサービスです。

企業の求めるスキルセットや経験、キャリアパスなどのニーズに基づき、最適な候補者を紹介します。

基本的には成果報酬型のサービス体系をとっている場合が多く、ご紹介時の想定年収や想定月収のうち数十パーセントといった設定しているサービスがほとんどです。

 

 

3-1.人材紹介会社とフリーランスエージェントとの違い

人材紹介会社は、企業がエンジニアを正社員や契約社員として直接採用することを前提に人材を紹介するサービスです。

対して、フリーランスエージェントはフリーランスのエンジニアを主に業務委託で紹介するサービスです。

また、フリーランスエージェントは個々のプロジェクト単位でマッチングするケースが主流ですが、エンジニア人材紹介会社は、長期的なキャリアや雇用関係を見据えマッチングします。

 

なお、当社が提供するランサーズエージェントなら、フリーランスエンジニアを業務委託で紹介するケースが多いものの、実際の稼働後に人材、企業双方がご納得した場合、正社員雇用へ切り替えられる新しいサービスとなっています。

そのため、正社員募集では出会えない、優秀な人材と出会うチャンスが得られたり、ミスマッチなどによる機会損失のリスクを大きく削減できます。

 

3-2.エンジニア人材紹介会社の仕組み

エンジニア人材紹介会社は、エンジニアを求める企業から採用の依頼を受け、その要望に合った求職者を自社の登録者データベースから見つけ出し、企業へ紹介します。

企業からの依頼内容は、求める技術スキルや業界経験、資格、求める人物像など多岐にわたります。

エンジニアの場合、特定のスキルや専門知識が必要となるため、それらを熟知した専門のコンサルタントやキャリアアドバイザーがマッチングします。

コンサルタントはエンジニアのスキルやキャリア、希望を詳しくヒアリングし、企業のニーズとマッチするか確認し、企業との最適なマッチングを実現します。

 

3-3.人材派遣会社との違い

人材派遣会社は、一定期間企業で働くための人材を派遣します。

派遣社員は派遣元の企業（派遣会社）と労働契約を結び、派遣先の企業で業務を遂行します。

一方、エンジニア人材紹介会社は、企業とエンジニアとの間に直接雇用関係を結ぶことを目指します。そのため、企業はエンジニアと直接雇用契約を結び、雇用主となるのが一般的です。

 

4.エンジニア人材紹介会社の費用相場

エンジニア人材紹介会社の費用は一般的に成功報酬型で、企業がエンジニアを採用した場合にのみ料金が発生します。

費用の相場は、採用されたエンジニアの年収の20%〜30%が一般的です。

例えば、年収500万円のエンジニアを採用した場合、人材紹介会社には100万円〜150万円の報酬が発生します。

 

一方で、会社によっては固定費用型のプランを用意しているところもあります。

固定費用型では、一定の費用を支払うことで複数のエンジニアを紹介してもらえるサービスがあります。

また、ランサーズエージェントの場合、業務委託契約からスタートし企業、人材が合意した場合に正社員へ切り替えるプランもございます。

その場合、業務委託契約の際は委託費用という形で月次清算となり、正社員切り替えの際には採用されたエンジニアの年収の20%〜30%を手数料として頂戴する形となります。

 

 

5.エンジニア人材紹介会社を利用するメリット

エンジニア人材紹介会社を利用すると、多くのメリットがあります。

以下にその主なメリットを詳しく説明します。

 

5-1.自社が求める人材を見つけやすい

エンジニア人材紹介会社は多くのエンジニアの仕事探しをサポートしているため、多くのエンジニアのスキルやキャリア、希望条件などを把握しています。

これにより、企業が求める特定のスキルや経験を持つエンジニアを効率良く見つけられます。

また、人材紹介会社はエンジニアの市場動向や業界トレンドも把握しているため、最新の技術スキルを持つ人材や、ニッチな領域の人材も適切を探してくることが可能です。

 

5-2.採用活動の工数を削減できる

エンジニアの採用は複数のステップを踏むため、時間と手間がかかります。

特に求人広告の作成、履歴書のスクリーニング、面接の設定と実施などは大きな負荷となり得ます。

エンジニア人材紹介会社を利用すれば、これらのプロセスを一部委託でき、採用活動の工数を削減できます。

結果的に、人事部門が本来の業務に専念できる時間を増やし、組織全体の効率化につながります。

 

5-3.募集までの時間を短縮できる

エンジニア人材紹介会社は、エンジニアとのネットワークが広いため、即戦力となるエンジニアを素早く見つけることが可能です。

これにより、募集から採用までの期間を大幅に短縮できます。

特に短期間でのプロジェクト開始や急な人員不足に対応する際には、このスピーディな対応力が大きな強みとなります。

 

5-4.初期費用がかからない

多くのエンジニア人材紹介会社は成功報酬型の料金体系を採用しているため、初期費用がかからないというメリットがあります。

エンジニアが採用され、実際に働き始めるまで費用が発生しません。このため、初期投資リスクを抑え必要な人材の採用活動を開始することが可能です。

採用に成功した場合のみ報酬を支払う形式なので、企業としても安心してサービスを利用できます。

 

 

6.エンジニア人材紹介会社を利用するデメリット

 

エンジニア人材紹介会社を利用する際のデメリットも理解しておくことが重要です。

以下に主なものをご紹介します。

 

6-1.成功報酬が高額

エンジニア人材紹介会社は、一般的に採用成功時に成功報酬を請求します。

この報酬は、エンジニアの年収の20〜30%となることが一般的で、これは一見高額に感じるかもしれません。

しかし、これは人材紹介会社が採用活動の各段階で時間と費用を投資している結果であり、素早く適切な人材を確保するための対価と捉えられます。

また、実際に自社で人材を採用する場合には、年収の20～30％以上の費用がかかることも珍しくありません。

 

6-2.自社に採用ノウハウが蓄積されない

採用プロセスを外部の人材紹介会社に依存すると、自社内に採用に関するノウハウや経験が蓄積されにくいというデメリットがあります。

人材の採用は組織の成長にとって重要な要素であり、そのプロセスを自社で経験し、ノウハウを蓄積することも重要です。

 

7.人材紹介サービスを選定・利用するときの注意点

エンジニア人材紹介サービスを選定・利用する際には、以下の点に注意しましょう。

 

7-1.人材紹介か人材派遣か

人材紹介と人材派遣は、似ているようで異なるサービスです。

人材紹介は企業に直接採用してもらう形式、人材派遣は派遣会社の雇用下で他の企業で働く形式です。

適切なサービスを選択するためには、企業のニーズや求める人材、期間などを明確にすることが重要です。

 

7-2.契約内容をしっかり確認する

各人材紹介会社では、費用や紹介方法、採用までのフロー等、契約内容が異なることがあります。

企業が望むサービスを提供しているか、また透明性があるかどうか確認し、契約内容をしっかりと理解することが重要です。

 

7-3.求める人材を紹介できるか

企業が求めるスキルセットや経験を持つエンジニアを紹介できる人材紹介会社を選択することが大切です。

例えば、特定の言語や技術スタックに精通したエンジニアが必要な場合、その分野に強い人材紹介会社を選ぶと良いでしょう。

具体的な求人内容を明確にして、それを満たす人材を紹介できる会社を選ぶことが成功の鍵となります。

 

 

8.エンジニア採用を成功させる5つのコツ

 

エンジニアの採用は、組織の競争力を大きく左右する重要な要素です。

そのため、適切な採用戦略を立て、目指すべき方向を定めることが不可欠です。

ここでは、エンジニア採用を成功させるための5つの具体的なコツを詳しく解説します。

 

8-1.採用の目的を明確化

採用活動を進める上で最も大切なのが、その目的を明確にすることです。

何のために新たなエンジニアを採用するのか、どのようなスキルや経験を持つ人材を求めているのか、その人材がどのような形で企業に貢献してくれることを期待しているのか。

これらの問いに対する答えを明確に持つことで、具体的な採用戦略を立て、最適な人材を見つけ出せます。

 

8-2.求めるエンジニアのペルソナ設計をする

採用活動を成功させるためには、求めるエンジニアのペルソナ設計が欠かせません。

技術的なスキルだけでなく、企業文化に合致する価値観や、チームの協調性を保つための人間性など、様々な要素を考慮に入れてペルソナを設計することが求められます。

ペルソナを設計することで、求める人材像が明確になり、具体的な採用戦略が立てられます。

 

8-3.ペルソナに基づいて待遇や条件を見直す

採用ペルソナに基づいて、採用条件や待遇を見直すことも重要です。

例えば、技術的な挑戦を求めるエンジニアに対しては、新しい技術を学びたいという意欲を後押しするための研修制度や技術書籍の提供、勉強会への参加支援等をアピールできます。

また、ワークライフバランスを重視するエンジニアには、フレキシブルな勤務形態や福利厚生が重要となります。これらをペルソナに基づいて見直すことで、より求める人材にマッチした採用が可能となります。

 

8-4.カジュアル面談を取り入れる

エンジニアとのカジュアル面談を取り入れることで、エンジニアが気軽に自分の思いや希望を語れる場を提供できます。

一方的な会社の説明だけではなく、エンジニアの意見や希望を直接聞くことで、より深い理解を得られます。

これは、採用活動におけるコミュニケーションの質を高め、よりマッチしたエンジニアを採用するための有効な手段です。

 

8-5.内定後も積極的にコミュニケーションを取る

内定後も積極的にエンジニアとコミュニケーションを取ることで、その人が自社に入社する決意を固めるのを手助けするできます。

また、入社前からコミュニケーションを取ることで、新入社員が職場環境に馴染みやすくなり、オンボーディングもスムーズに行えます。

内定後のフォローアップは、採用の最終段階においてもエンジニアに対する配慮が必要であることを示しています。

 

 

9.まとめ

エンジニア採用市場は競争が激化していますが、人材紹介会社を利用することで、採用活動の負担を軽減しながら、適切な人材を採用することが可能です。

しかし、それにはその会社が提供するサービスが自社のニーズに合致しているかを確認する必要があります。

また、採用の成功には、明確な目的設定や、求める人材のペルソナ設計、待遇の見直し、カジュアル面談の導入、そして内定後のフォローアップ等、細部にわたる配慮が求められます。

これらを踏まえ、自社にとって最適な人材紹介サービスを活用し、エンジニア採用を成功させてください。